女子会がつまらないのは悪口のレベルが低いからだ~ビートたけし「悪口の技術」感想

言いたいことを!言ってやれ!

 

ビートたけしが2002年くらいの日本で起きた事件やイベントを斬っていきます。
ノウハウ本じゃなく「悪口さえも言えない人はパンチお見舞いするぞ」って内容。

家じゃ居場所を失い、残業があって帰れず、男は黙ってナントカを鵜呑みにしてきた。政治家は「このハゲー!」って暴言しか吐けない。


こういった人たちは言葉で牽制し、センスのいい返しを知りません。
自分の意思関係なく状況のすべてを飲み込んできた。

これ以上、言われっぱなしでいいんですか??
負けないために自分の悪魔性を出していきましょう。



女子会は話の論点がズレて戻らない「旅行先でシャンパンで乾杯旅行先でシャンパンで乾杯」のフリー写真素材を拡大

私が嫌なのは女子会の「論点ズレ」です。
これって、メンバーが何を手土産にしているか・求めているものがわからないから起きるんじゃないか?

例えばA子は仕事の愚痴、B子はのろけ話
、C子は子育て、D子は夢について話そうとしてても、突然思いつめたようにA子が「上司がうるさくて~異動したい~」って愚痴を切り出すとメンバーはフォローするために色々言い合うじゃん?

でも、A子がこの会に何を求めているかがよくわからない。

人数が増えると愚痴るのを躊躇しているのかな。

それともただ吐き出したいんだろうか。

と、色々想像はするけど実は他人の時間を使って振り回すことを楽しんでいる魂胆を感じたとき、非常に愕然としました。

 

 

話したいのに順番が来ないな?「徳利(とっくり)と升徳利(とっくり)と升」のフリー写真素材を拡大

独壇場になるとB子も話したいけどタイミングがつかめないってあるよね。

いくら古くからの友達とはいえ属性がとっちらかっている人が集まる飲み会で、まともに自分の話ができて他者の話が聞けるとでも思ってるんだろうか。
あまりに独壇場だからB子たちが頭グラグラしている。

 

じゃあ、なんで休みに集まるか。
鮮度命の
ネタを話したいよりも「仲間と声を発したい」に近いんだよ。
私は「共鳴」が目的だと悟ったから1対1で会う飲み会を楽しんでます。

 

大人数の飲み会も同じで一人当たり近況報告できる時間が短い分、普段からネタを話してて、エピソードトークが上手な人が場を牛耳りやすい。
この「普段から」が大事で、飲み会は普段の話の続きを聞くためにあるようなもんだよ。 

 

 

「夜の繁華街の看板夜の繁華街の看板」のフリー写真素材を拡大

そもそも悪口は高度な雑談

「悪口」って言葉が悪いのかもしれないな。
一口に悪口ったって、いろいろあるよ、笑える悪口、最後っ屁みたいな悪口、世の中を動かす悪口。

おいらも長いこと悪口言ってきたけど、なかなかどうして奥が深いんだ
~略~
結局、漫才もバカ話なんだけど意外に知性のやりあいみたいなところがあるんじゃないか。



不思議じゃないですか?
悪口、陰口、侮辱、批判、差別、偏見って並列にされているのって。

本来は被りつつも別々な意味。


言葉の使い方も発信側の社会的立場、どこをけなしてしまうか、死に追い詰めるほどか、嫌な思い出か、個人ではどうにもできない文化や歴史が関わるのか、本人が目の前にいるかによってどこに分布されるか違うはずです。

 

そして、ビートたけしが言うように悪口にも微妙なニュアンスの違いがあって、女子会や女性が多い部署で出てくる悪口は「ダダ漏れ系」です。
女性同士の会話は結論不明・不満が多いって聞くけど半分正解・半分不正解。


いつまでも話し手は「こんな風にフォローされたい」って言葉を聞き手が言うまで垂れ流し続けるんですよ。

 

 

悪口言えない社会は苦しい。おもしろく、スパッと切り上げる

だからこそ「どう言うか」と「切り上げるスピードの速さ」が大事。
また、マイルールとして容姿・人種差別・間接的な個人攻撃はしないと決めています。

 
著者の教養ある軽快な悪口は体の芯からスッと毒が抜けていく感覚がありますよ。
文がもたつかず早く次を読みたくなる。

かたくなに悪口を言わない人種はつまんない。
毒の吐き出しや物の言い回し方を学ぶ機会を捨ててるようなもんですから。

己に悪魔性などないと言い切れるのか?

 

ビートたけしによる悪口5ヶ条

一筋縄ではいかない相手に何か申しておきたいときに使ってください。
各章のはじめに載っています。

 

1、悪口はできるだけ細かく具体的に。主観もいっぱい混ぜて
2、世間的にきちんとしていなければならない人にこそ、悪口は効く
3、偉い人には上品な悪口を。「裸の王様」のように、おだてて落とす
4、ストレートな相手にはストレートな悪口を。ひねりまわしても、わかってもらえない
5、金持ち相手には貧乏自慢を。経験がないことが一番応える

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