私がメディアになる

~目指せ、ブログ界のテレビ東京~

【書評】二村ヒトシは口説く勢いでやさしい。劣等感のある自分と折り合いをつけるには?

f:id:Iamelly:20170108192609p:plain

 

 

恋愛系の本はたくさんあるけど二村ヒトシさんの本は納得感があります。
あんなに顔がテカテカしている理由がなんだかわかるような気がする。
手のひらで転がされてる感じだよね。

著者はアダルトビデオの監督で男優経験もある人。
下の記事を見たことある人も多いと思いますが、あの記事のすべてが「なぜ愛」につながっているわけですね。

美女社長とAV監督のスナック人生相談 | 現代ビジネス [講談社]

 

「心に穴が空いているから自己受容できない」のでは、ありません。
自分の心の穴を知って、それに対処することが
「おりあいをつけること」であり、それが自己受容につながっていく
P127


自己受容とは自分の長所と短所をいったん「全部アリ」にする行為で、
そして自分にある劣等感を心の穴として、
その穴は誰にでも空いているし自分の思考癖と向き合って気にならないようにしようって考え。

 

私にある劣等感は「港区女子」になれなかったことです。
港区女子って?
それはね?

 

・姉camみたいなキレイな服を着て事務か広報の仕事
・毎週末の華金で色んな男性とデートして貢がせる
・お盆休みには有給で女友達3人で箱根に行く
・仕事は適当で散々遊んだらあとの10年は仕事する

 

まとめると「見た目はわりと派手で下品なビッチ」にあこがれていました。
このラインナップすごいOLって感じしない??笑
そういう女性は女性としてかなり価値が高いと強く思っていたわけ。

 

 

折り合いをつける過程で大変なのは「ぶり返し」

モテなかったとか勉強ができなかった劣等感って思春期の時期になればなるほど
深く残りますよね。
私はまだよしとしている部分としていない部分がある。

だから試行錯誤して解決しようにも過去の出来事と似たようなトラブルがあると
ひっくり返すようにぶりかえしてしまうんだなーー。


でも、最近はぶり返したときは

1、ごはんをきちんと食べていない
2、適切な睡眠時間をとっていない
3、仕事、やりたいことがうまくいってない

 

だいたい上の3つに分けられるんだとわかってきました。


過去の思い出がトラウマだって人、劣等感があるって人に覚えといてほしいのは、
その思い出が原因でぶり返しているわけじゃないってこと。


ストレスがたまったり、パニックになったら病気以外にも


生活習慣の乱れがないか?
過去の出来事が間違って記憶されていて余分なトラウマを増やしていないか?
思考の癖に「マイナスに考えて処理をする」とインプットされてないか?を
考えるんだよ。


なんでかって?

 


嫌な思い出はひとつだったはずなのに時間が経つと別の劣等感が
その思い出とくっついて、より問題を深刻化させるから。

 


そこまで冷静になってやっと自己受容ってはじまるんだよ?


ストレスでパニックになっている時点じゃ著者の伝えたい言葉は
他人事にしか聞こえない。



 

自己受容ができてくると「落としどころ」がわかるようになる。

つまり選択するときに自分に最低限必要なものがわかるようになることです。

劣等感を引きずってる状態はどうしようどうしようって、
他人に相談と称して不必要に愚痴を言ったり、やりたいことがあるのに選ぶ行為も他人に許可を取るようにして丸投げしがち。(私の経験)

だから「なぜ恋」を頼りに時間をかけて心にある腐臭をかいできてください。


なぜこうなったか
どんなときにストレスをためやすいか
なにをすると気分がいいか


…などを自分が引くぐらい考えると意外とハッキリしていないんだなと
気づきますよ。

 

 

劣等感がやってくる順序が違うだけと考え方を変える

最近だとこんな学生や若手社会人が活躍してますよね。

ブログなど会社や学校に頼らないでビジネスができてる人、
小さいころから裕福な家庭に育って何不自由ない教育を受けてきた人。

彼らは順風満帆な生活を送って大人になってから挫折して立ち直れなくなった。
でも小さい頃から色々な人に手助けしてもらって「自分は愛されている」と
肌レベルで自覚しているから立ち直れる。


逆に

 

小さい頃(または思春期)から激しい劣等感を植え付けられるような環境にいて、
大きくなってもまだもがいて苦しんでる人もいる。



たとえが極端だけど。
同じようなストレスをため続けている人って後者に多いんじゃない?

 

それはさ

 


前者は劣等感に出くわすタイミングが遠くの未来なだけで
後者は生まれてから超早い時期に出くわしちゃっただけだよ。


後者には前者のような良い経験がないだけで今後は変えられる。

ただ、その変えるスピードが今までの嫌な経験がジャマして超遅いだけ。

 


大丈夫、できるから。

 

 

女らしさ=自分らしさは相手がホッとするツボ

最後に著者は女性らしさを料理に例えて2種類に分けています。

 

「男性からモテよう、彼氏から愛されようとして料理をする女性」と、
「料理が好きで喜んで食べてくれる人に食べてもらうのが好きで、
結果として恋人から感謝される女性」と。

前者は「彼氏のために」というでしょうが、実は自分が彼氏に
「愛されるために」料理をしているのですからナルシシズムです。


後者は「料理が好きで、それを喜んで食べてくれる人が好き」ということで自己肯定できています。
そういうひとが「女らしい女性」なのです。


つまり女らしい人とは「愛されるという見返りを求めないで、
自分の女性性で他人を楽しませたり、助けたりしている人」です。-P164

 

続けて

 

 いくつになっても美しくありたいのも男性にモテるために
恋人に愛されるために男性が喜ぶことをするのもナルシシズムです。

(中略)
それは女らしいのではなくて女であろうとしているのです。
女らしくすることは男に媚びることでもあなたらしくなるなることでもありません。

 

 「女性らしさ=自分らしさ」とすると自分を好きになった相手は
自分の長所を女性らしさというフィルターを通して見ていたかと思うようにした。

港区女子になれなかった私はそうならなくてもよさそうと気がする。
なっても自分の長所って活かせられないんじゃないかと…笑

自分磨きは大事だけど
自分の長所を捨ててまでキレイになる必要は全くないんだなあ。

自己受容できているまともな男性からしたら、ムリして自分にはない女性性を
演じようとしてもフィット感がないんだよ。


ここまで読んだら劣等感まみれじゃいられなくなったでしょ?
そんぐらいエネルギー使う本だからぜひ続きはお手に取ってごらんください。

 

 

 




1つ2分で読めるおススメ記事はこちら